嫌なお客さんを避けるための「ペルソナマーケティング」は人生損している

 

こんばんは!佐伯です(^_^)

 

大大大好きだった彼女と婚約解消して以降、封印していたお酒を解禁して近所のバーに週3ぐらいで行っていますw

今日も行ってきたのですが、一杯で終えるつもりがついつい3時間ぐらい長居をしてしまいました。

 

それは飲みすぎたからとか酔ったからとかではなくて、真剣に思うことがあったからです。

 

今回はこの時考えた「ペルソナマーケティング」について書いてみたいと思い、AM3:33ですが、ブログを書き始めましたw

 

理想のお客さんを100人集めればビジネスは一生安泰

 

さて、ビジネスをやっている人であれば、おそらく聞いたことがあるであろう

 

「理想のお客さんを100人集めればあなたのビジネスは一生安泰ですよ~!」

「そのためには自分の理想とするお客さんを設定しましょうね。これをペルソナっていいますよ~。」

 

はい。

確かに100人それぞれのお客さんから100万円いただければ1億ですからね。

 

んで、多分100万払ってくれる人なら100万以上いただくことも可能だから

それはさじ加減次第なので、やりようによっちゃ確かに一生安泰ですよ。

 

 

でも、しかし、、、

 

いや、今まで信じて止まなかったですよ。ペルソナマーケティング。

 

自分についてきてくれる人を100人集めれば確かに、自分のストレス無くビジネスができて楽しい人生が歩めるな~って。

 

でも、何か違和感あったんですよ。

 

だって、人間って自然界で言えば1つの生物として一括りにできちゃうぐらいですから、

“人間”として考えたときの基本スペックはそこまで変わらないじゃないですか?

 

そりゃアメリカ人と日本人とインド人の違いはありますよ。

言語とか文化とか育ってきた環境とか教育制度とか。

 

でも、

アメリカ人だけ火を吹けるとか、

日本人だけ神様と会話が出来るとか

インド人だけ一度死ねるとか

各人種で特有の特殊能力が備わっているとか、そんなんないじゃないですか?

 

だからオリンピックが成立するわけで。

 

何が言いたいのかというと

人種の差が文化とかそんな少しの違いで同じ人間としての基本性能はほぼ一緒なのに、

日本人同士の違いなんて言った日にゃ、その違いなんてほんのちーーーっぽけな差でしか無いわけですよ。

 

 

それに100万とれます?

 

 

「いやいや、君な。甘いねん。

その小さな差こそが大きな価値やねん!!100万でも安いぐらいやで」

 

 

おっしゃることは十分にわかります。

確かに僕もそう思っていました。

 

 

実際、100万払ってコンサルを受けて一つの気づきで大きく物事が進歩したこともありました。

でも、そう実感できる時と実感できない時があって、今回その理由がわかりました。

 

 

全力で能動的に取り組んだ経験のみ自分を進歩させる

 

僕は人生にとって最も大切なものは経験だと信じています。

 

経験こそ自分の人格を形成してくれるものであり、体験の数と質で人間としての深みが決まると思います。

 

なので、良いことであれ悪いことであれ、

多くのことを貪欲に経験した人間のほうが結局は人生が良くなる、と思って日々行動しています。

 

ただし各経験は、全力で、かつ自分の能動的な意志のもと取り組むことが必須です。

この「全力」と「能動的な意志」が伴わない場合、それは経験でなく文字通り“時間潰し(時間の無駄)”です。

 

これが100万払って進歩できるか、否かの分岐点でした。

 

進歩を実感できなかった時は、「100万払ったんだから講師がどうにかしてくれるだろ」って考えだったんですよね。

こんなんじゃ能動的にも全力でも取り組めるわけないですよね。

 

 

さて、話が脱線しそうなので「なぜバーに3時間も居たのか」に戻しますね。

 

いつもはそこまでお客さんの居ないバーなんですが、珍しくカウンター席がいっぱいでした。

そして、いつもは二人体制なのに何故か今日はマスター一人。

 

んで、ちょっと詰めてもらってカウンターで一人でウイスキーをちびちび飲んでいました。

 

 

自分の右隣で、男性3人組が飲んでいました。

ちらっとしか見ませんでしたが、僕から近い順に40歳、60歳、50歳ぐらいの年齢構成です。

 

 

その一番隣の40歳ぐらいのおじさんが結構酔っててゲスなことを大声で喋っているわけです。

 

「明日ボートレースの払戻金が5000円戻ってくんねん」(ギャンブル)

「女なんて-略-(※女性に対してかなり失礼な発言)」(風俗&女卑)

「前行った焼き鳥屋は終わってた。こっちは金払っとるのに「いらっしゃいませ」もなかった。」(モンスター客)

 

 

はっきり言って、その時は、

「うわー嫌なお客さんの隣に座ってしまったなぁ。早く帰ってくれないかなぁ」

と思っていましたよ。

 

 

テーブルにも何本ものお酒のボトルが並びんでいる事から、かなり飲んでいる事が推測できます。

 

 

まぁでも、せっかく来たし何か考え事でもするか、と思って

あえてスマホもいじらずにボーっとしながら、カウンター奥に並んだウイスキーボトルを眺めていました。

 

 

そしたらね、当たり前ですが、その隣のおじさん達の会話が聞こえてくるわけですよw

 

 

で、ずーっと聞いてたんですが、ゲスいはゲスいですけどどうやら何か事情が違う。

 

 

これは後からわかったことなんですが、

一番ゲスい話をしていた40歳のおじさん(以降Gさん)は、どこかのお店の副店長らしく

今店長に上がるかどうかの真っ只中らしいで色々考えていることがある様子。

そして、そんなゲスい話をしているのに、結婚して奥さんもいる様子。(離婚していない)

 

声を大きくして話すのは今回だけだったみたいで、普段は楽しくていい人っぽい。

一緒に飲んでいる50歳や60歳の年配の方は、そのGさんの人の良さを知っているからか、

ゲスい話にも一緒に笑い、時に真剣にそのゲスいおっさんの人の話を聴いたりしていました。

 

60歳の人が、Gさんを諭すシーンもありましたが、

その時はGさんはピタッと話を止め、黙り込んで真剣にその話を聴いたりして…

 

ここでね。思ったんですよ。

 

「いいなぁ。この3人のコミュニケーション。嘘がない。」

 

って。

 

変に取り繕ったり、綺麗事や常識を持ってくるわけでもなく

3人が3人共「俺はこう思う」をぶつけ合っている。

その自分のぶつかり合いが絶妙なバランスで会話を成立させている。

そして会話が崩れそうになったらマスターが絶妙なフォローを入れる。

(マスターはバーテンダーとして独立して26年の超プロフェッショナル)

 

この絶妙なコミュニケーションに少し感動を覚えた瞬間、Gさんに絡まれましたww

 

僕「いいですね!皆さんの会話!言葉に嘘がなくて、素敵なコミュニケーションだと思います!」

 

って言ったら、妙に気に入ってくれて、Gさんがウイスキーを2杯ごちそうしてくれましたwww

 

 

Gさん「お前、自分のこと若いと思うなよ」

 

あと、僕今年で30歳になるんですけど、Gさんと少し話す中で、

詳細は覚えていませんが「僕まだ若いんで」って言ったんですよ。

 

そしたらこの言葉に異常に突っかかられて

 

「お前今自分のこと若いと言ったけど若くないぞ。それだけはわかっとけ」

 

って15回ぐらい言われましたwww

 

その真意はわかりませんが、多分Gさんの経験あっての言葉と回数なんだと思いました。

 

バーから帰る直前に、またそのおっさん3人達で話出したんですけど、

こりゃまた定番の「今の若いやつはすぐ仕事を辞める」って話をしてたんですww

 

 

Gさんは、副店長という立場もあって、新入社員から相談も受けることも多いらしいです。

 

 

新入社員(1年目)「Gさん、給料全然上がんないんですけどいつ上がるんですかね?」

 

って普通に聞いてくる、って話をしていました。

 

これ自分でビジネスをやっている人からしたら「ハァア!?」って話ですよね。

What are you talkin’ about!?(内心激おこ)ですよ。

 

 

てめえで売上作ってから言ってこいと。

こっちはどれだけお前に給料と税金払ってるのかわかってんのか。

 

お前は、

「ブラック企業嫌っすw無理だと思ったら辞めるっすwwついでに労基も行くっすw」

ぐらいな気持ちかもしれないけど、

こっちはそう言われることも覚悟でリスク背負って必死でやってんだよ!

 

 

ってね。言葉遣いの違いはあれど、自営業者ならわかってくれますかね??

 

 

ただし、Gさんは自営業ではない。

副店長というサラリーマン。

 

でも!でも!

僕が思っていることと全く一緒のことを言ってたんです。

 

 

Gさん「(新入社員が)こんなこと言うのは信じられん。

自分で売上を作って…やることやってから言うのが筋だろ」

 

って。

 

 

大変失礼な話ですけど、サラリーマンで「売上」を考えている人って居ないと思っていました。

そりゃ体裁のために、考えている人は居ますよ。

でも自分事として考えている人って居ない。

会社がヤバくなっても転職すればいいや、ぐらいに思っている人ばかり。

 

そもそも売上なんて概念すらなく、

自分の給料は湯水の如くどこかから湧いてきて、毎月支給されることが約束されている

と思っている人も少なくない。

少なくとも僕の同級生やその周りはこういう意識の人たちが多い。

 

だから、給料上げろとか福利厚生が悪いとか平気で言えるんですよ。

 

 

サラリーマンのGさんが「給料を上げてほしければその分の売上を作れ」と言ったのは僕にとって衝撃でした。

 

 

そして、ここで気付いたんですね。

 

 

「何、俺ごときがGさんのこと見下してたの?」

 

って。

 

Gさんのこと、何も知らないくせに。

ただ隣りに座って話を聞いただけで何もったいないことしてんだよって。

 

【結論】嫌なお客さんを避けるための「ペルソナマーケティング」は人生損している

 

以前の僕は、ビジネスとは、3Kが素晴らしいと思っていました。

高単価・高利益率・効率化

 

 

だから、金払いが悪い(そもそも払う気もない)のに文句の数だけは多い人ってぜーったいお客さんにしたくありませんでした。

まぁもちろん今もその意志は変わりません。

 

しかし、以前と今で違うのは

 

簡単にお客さんのことを判断しない

 

ということです。

 

今まで、ギャンブルとか風俗とか行ってる時点で「この人とは関わらない」ってすぐに決めてました。

それが効率的でビジネスマンとして正しい判断だと思っていました。

 

でも、Gさんとの関わりを経て、

(最もインパクトが大きかったのは彼女との婚約解消ですが)

 

他人が何を思っているかなんてほんの些細なことですら予測できない。

だから、その人の一部の言動だけを見て、その人を判断するべきでない。

 

って思いが更に強まりました。

 

「いやいや、サイキさんよぉ。

そんなキレイ事言ってもいちいちその人の人生経験丸ごと聞いてる時間なんてねーよ?

新規のお客さんも居るしキリねーっすわ」

 

確かにビジネスで考えると、

売上に繋がるかもわからない見込み客の人生経験を時間割いて聞くなんて溜まったもんじゃないですね。

 

 

でも、自分の人生経験として考えたらどうでしょう?

他人がどういう思いで自分の人生を歩んできたのか聞けるなんて、すごく貴重な経験ですよ。

 

 

だから、第一印象は少し理想のお客さんと外れるな、と思った人でも

じっくり話を聞くまで「理想のお客さんか否か」を判断すべきでない、と思うんです。

 

 

 

長くなりましたが結論です。

 

下手にペルソナマーケティングで理想のお客さんなんて設定すべきじゃない。

それは人生で最も大切な「経験」の機会を失い、”人生を損する”ことに繋がる。

(これが今回の記事の中で最も言いたかったことですwここまで読んでいただきほんとありがとうございますww)

 

 

今回のGさんもそう。

 

一見、ギャンブル、女卑、モンスター客という「理想のお客さん」とは大きく外れた人ですけど、

この一部の行動だけを見て、関わることを止めてしまっては、今回の気付きを得ることができませんでした。

 

ウイスキー2杯も奢ってもらうことも出来ませんでしたww

 

 

そもそも僕たちは、お金稼ぎをするために生きているのでしょうか?

 

 

僕は、僕たちは人生を”全う”するために生きている、と考えます。

 

どんな人間であれ一人ひとりの人間と向き合わずして何が”全う”なのか。

 

 

今回の経験を自戒として、

全力で経験を積んでいこう。

 

そう思えた夜でした。

(もう外明るいけどww)

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