「ちゃんとしようよ」とかいう心無い言葉に二度と傷つかない方法

進化:人との折衝を経て自分の「ちゃんとする」定義を微調整すること

 

こんにちは!佐伯です(^_^)

 

先日、メールにてある相談をいただきました。

今回はこの相談の中の一部をテーマに「ちゃんとする」ということについて書いてみます。

 

もういい年だし、結婚もしたのでちゃんとするよう心がけています。先日の父の日には、ありがとうの気持ちを込めた手紙を送りました。自分の親にはもちろん、相手の親にもお中元を贈ります。また自分の母親には毎月仕送りをしています。

相談内容の一部抜粋(26歳女性より)

 

 

ちゃんとしているのに生き辛いと悩む理由

 

冒頭の相談内容。

おそらくほとんどの人が「ちゃんとしてるな~」という印象を持ったかと思います。

(確信を持って「ちゃんとしてない!」と思う人は良い意味でこれ以上僕のブログを読む必要はありません笑)

 

さて、ポイントはこの相談をしてくださった方が「悩んでいる」という点です。

相談内容の詳細はふせますが、大まかにいえば「ちゃんとすること」に悩み生き辛さを感じている、とのことでした。

 

「ちゃんとしている」はずなのに、何故悩んでいるか?

 

それは、「ちゃんとする」を”自分の解釈”で定義していないからです。

 

厳しい言い方をすれば一度考えてみることをサボっていた。

もしくは、忠実に実行していなかったということになります。

 

「ちゃんとする」ということは、自分で決めたことを忠実に実行することです。

 

多数決の意見に従うことではありません。

もちろん、自分で定義した結果が、多数決の意見と一致したのなら問題ありません。

 

 

「ちゃんとしようよ」なんて平然と言う奴の犠牲になる必要はない

 

「いい大人なんだからちゃんとしようよ」

 

言葉のディティールは違えど「ちゃんとしようよ」と言われたことありますよね。

 

 

そして、これを言われた時、なんとも言えない気持ちになりますよね。

ほとんどの場合、相手の価値観を押し付けられ、相手が自分をコントロールしようとしているような印象を受けると思います。

 

そうです。

「ちゃんとしようよ」なんて平気で言える人は完全に自分の都合であなたを動かそうとしています。

 

日頃から常にフェアな人間関係であろうとする人であれば「ちゃんとしようよ」なんて気軽には言いません。

「ちゃんとしよう」という言葉は、相手を見下している時にのみ出て来る言葉です。

 

相手はあなたを見下しているから「ちゃんとしようよ」なんて心無い言葉が言えるのです。

だから、相手に従っては上下関係を認めたようなものです。

 

もちろん従う必要なんて無いし、心を傷めてしまっては相手の思うツボです。

 

さて、ここからは以下の流れで

「ちゃんとする」という言葉に二度と傷つかない方法をお伝えしていきます。

 

  1. 何故、平然と「ちゃんとしようよ」なんてヒドいことが言えるのか
  2. 「ちゃんとしようよ」という強制に対してどう対処すべきか
  3. 自分の幸せを守るために”ちゃんとしよう”

 

 

何故、平然と「ちゃんとしようよ」なんてヒドいことが言えるのか

 

人に対して「ちゃんとしようよ」と平然と言える人は以下のことが分かっていません。

 

・人間皆平等

 

日頃常にこのブログでお伝えしていることですが、人間は皆平等です。

老若男女といった性別・年齡の差はもちろん、社会的地位、肩書などで人間の価値は決まりません。

人それぞれ違った幸せがあり、その幸せを達成しようとする上では皆平等なのです。

 

人間は皆平等であり、人それぞれ違った幸せがある。

この考えが尊重できていれば他人に対して軽々しく「ちゃんとしよう」なんて言えませんよね。

 

だって、あなたが言い放つ「ちゃんとする」はあなたの定義の中での「ちゃんとする」であって、他人には99%マッチしないからです。

たまたま一致することはありますよ。

 

でも、それは偶然であって、期待するものでも矯正するものでもありません。

 

・物事の良し悪しは解釈次第

 

物事の良し悪しは本質的にはありません。

あらゆる出来事は起こった時点ではフラットな状態であり、出来事をどう解釈するかはあなたの判断1つなのです。

他人の考えは関係ありません。

 

こんなことを言うと「じゃあ人に迷惑をかけても、自分が良ければそれで良いのですか?」と言われますが、”本当に”そう感じるのであれば、良いと思います。

ただ、人に迷惑をかけた後(人を悲しませてしまった)の後味の悪さとかを加味して本当に心から良いと思えるのでしょうか。

僕はそんな人間絶対いないと思います。

認めてしまえば取り返しつかない自分の失敗がバレないよう隠そう隠そうとして恐れている姿勢がみえます。

 

少し話がそれましたが、要は物事の良し悪しは「あなたの解釈次第」なのです。

そしてこの解釈はほとんどの場合、独善的になります。

 

だから自分の「ちゃんとする」の定義も、他人の「ちゃんとする」の定義も、それぞれの独善的な世界で成立しており、他の世界に干渉する余地はないのです。

これがわかっていれば他人に対して「ちゃんとしようよ」なんていうのは、言わば精神世界の戦争を仕掛けているようなものだとわかります。

 

どんな形であれ戦争なんてしたくないですよね。

 

 

「ちゃんとしようよ」という強制に対してどう対処すべきか

 

「ちゃんとしようよ」という心無い言葉は手を変え品を変え色んな角度から思いもよらぬタイミングで投げかけられるものです。

そんな時にどう対処すればよいかをお伝えしますね。

 

基本的なスタンスは「我関せず」です。

自分に向かってドストレートに投げられた直球でなければ、少しイラつきながらもスルーしておきましょう。

ここでテキトーに話を合わせてしまうと、相手も調子に乗ってしまうのでノーレスポンスで話題を変えるのがベターです。

 

 

では、ドストレート直球の時はどうすべきなのか?

例えば「お前はこういうところがダメだ。社会人なんだからちゃんとしろよ」なんて名指しの言葉に対してです。

 

この時は真っ向から勝負して下さい。

ただし、言葉に出す出さないは別問題です。

大事なのは、無抵抗に相手の言葉を受け止めないことです。

 

人間は皆平等ですから、他人を「お前はダメだ」と人格否定した瞬間、自分に対しても人格否定される余地ができます。

これがフェアな人間関係です。

他人を否定して自分は否定されたくないなんていうのは、全くもっておかしな理屈ですよね。

 

 

また、対立する姿勢としては、憎しみや反骨心でなく、相手を理解しようとする姿勢が望ましいです。

 

(他人を平然と人格否定できるなんて、どういう環境なんだろう)

(何かに追い込まれてるのかな?)

(この人の人生に一体何があったんだろう)

 

 

このように考えることで負の感情に支配されることなく、人間理解という方向で物事を捉えることができます。

また人間を理解しようとする姿勢は、自分の中の「ちゃんとする」の定義を更に進化させ、積み重ねていけば生き辛さが解消されていきます。

 

 

自分の幸せを守るために”ちゃんとしてみよう”

 

今まで書いたことをまとめますね。

  • 「ちゃんとする」の定義は独善的で良い
  • 相手の世界にも同様に独善的な「ちゃんとする」の世界がある
  • それぞれが尊重されるべきで安易に干渉してはいけない

 

冒頭にも書きましたが、「ちゃんとしよう」という言葉に傷つく人は、「ちゃんとする」を定義する作業が欠けていることが原因です。

だからこれ以上、傷つかないためにも自分の中で、「ちゃんとする」を定義してやることが必要です。

 

ただし、最初から完璧なものはできません。

まずは独善的に「ちゃんとする」を自分の中で定義して、その後人との折衝を経て微調整していきます。

死ぬまで完璧な定義は出来上がらないと思っていたほうが良いです。

 

完璧ではないと思うから、他人の意見を受け入れる余地が生まれ、そして自分の中の「ちゃんとする」が進化するのです。

ただし、ここで他人の意見を迎合したり世間に媚びたりしないでください。

どういう体験を経てどういう風に定義を進化させるかは、自分の自由であり、変わらず独善的な定義のままなのです。

 

 

こうやって自分自身で定義した「ちゃんとする」を忠実に守り実行することこそ「ちゃんとする」事なのです。

 

 

他人から言われる「ちゃんとしようよ」という言葉は、自分の世界に干渉されているようで非常に気持ち悪いものです。

ただ、その心無い言葉にある発言者の背景を理解しようとすることで自分の「ちゃんとする」の定義が進化するのです。

そしてこの進化こそが生き辛さを段々と解消してくれるきっかけになります。

 

その時は辛くて悔しくて仕方ないかもしれませんが、それをグッと堪えて、理解に努め進化に繋げる。

この目に見えない成長が、未来の自分を守ってくれるのです。

 

「ちゃんとする」のは自分という人間のためです。

人間のためなのですから、その進化は人間という刺激なくしてはありえません。

 

「よし!成長の機会ゲット」

 

こんな風に思えるとだいぶ生き辛さも解消され、果ては傷つくどころか感謝の気持ちすら生まれてきます。

 

 

今回の記事はここまでです。

今回も読んでいただきましてありがとうございました!

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