30歳で会社を売却。ゼロになって思っている事。

 

先日、個人事業主から数えて4年強続けたネットショップ会社を売却しました。

最近ブログの更新が滞っていたのは、引き継ぎの方にパワーを割いていたからです。

 

会社の売却を決断するのは、そこまで迷いませんでした。

独立して会社を立ち上げて社長になりましたが、事業を続ける中でずっとコレジャナイ感が僕の中にはあったからです。

 

だから、何かきっかけがあれば他の事をやりたい、やらなければいけないと思っていました。

事業を続ける中で、海外旅行だったり、英語留学だったり、投資だったり色んなことに挑戦しましたが、どれもいまいちパッとしませんでした。

 

とにかく常に何か「自分のやりたいこと」を探し求めていました。

そして今回、その一環として今回会社売却を決断しました。

 

だから、僕にとって今回の会社売却は終わりではなく始まりです。

 

そして先日、引き継ぎが一段落したので、ほぼゼロとなった状態で今思っていることを今回、記事にします。

 

 

1.行動した先にしか見えない物がある、という事実

「そのまま事業持ってやり続ければいいじゃん。そっちのほうがリスクが少ないし、売った後に何するの?」

 

これは売却が決定した段階で、言わなくてもいい人についつい喋ってしまった時に言われた言葉。

あーやっぱ言わなきゃよかったと思いました。

 

冒頭で書いた通り、ネットショップ事業を継続しつつ色んなことをやりました。

ただいまいちパッとしなかったんですね。

だから、今回の会社売却に踏み切って一度リセットして考えてみたかったのです。

 

そして今回、会社を売却して、ゼロになって、全く違うものが見えています。

「やりたいこと」が見つかりました。

 

これは事業を続けながら色々試した時に見えなかったことです。

 

「行動した先にしか見えないものがある」とわかりました。

 

 

確かに、事業を続けながらだと暮らしていくだけのお金は手に入ります。

でも、「お金」を手に入れる代わりに「やりたいことが見つからない」というトレードオフの関係だとしたら?

 

これは自分の人生にとって大きな損失です。

 

もちろん、今回見つかったやりたいことが正解だとは限りません。

そして、この「やりたいこと」を仕事にしようなんて考えもありません。

今、やりたいことは「やりたいことをやる」のみであり、その先どうするかは、やりたいことをやった先で考えます。

 

僕は、少なくとも新たな一歩を踏み出せる事が嬉しいのです。

少なくともコマが1つ動くのです。

 

もし、コスい考えのまま「お金」を維持しようとしていたら、この一歩すら踏み出せませんでした。

1つもコマが動かないまま人生終了の可能性すらあります。

 

世の中は、逆算思考で溢れています。そして、今はどうやらそれが正義のようです。

 

「会社を辞めてどうするの?」

「将来設計ちゃんとしてる?」

「お金はちゃんと貯金しておいたほうがいいよ」

 

 

あーうざいうざい。

 

こういう逆算思考こそが、人々を保守的にして、その場に立ち止まることを強制し、一歩すら踏み出せない原因なんです。

 

でも、「行動した先にしか見えないことがある」と知っていたら?

少なくとも1つはコマを進められます。

 

僕は、会社を売却することで、事業をやっていた時には見えなかった「自分のやりたいこと」を手に入れることができました。

 

これは事実です。

多分、逆算思考の人は、会社を売る前から、次の就職先、もしくは新たなビジネスまで考えらているでしょう。

 

そして一生、会社を売らないw

ずっと計画中で止まったまま一コマも進まず終わるのです。

 

そんな逆算思考から、「行動した先にしか見えないものがある」という前提を元に考えれば

行動することでしか先は開けないんだから、少なくとも一歩は進めるんです。

 

この事実を知って、逆算思考で何故か苦しんでいる人(不幸な未来を逆算する人なんていないから)が、逆算思考なんてつまんない考えを捨ててくれればと思います。

 

 

僕も、25年間逆算思考で生きてきました。

でも会社を辞めてからの5年間のほうが自分の可能性に挑戦しているって感じがして充実しています。

 

2.楽して稼ごうとする事の怖さ(人生を効率化することの怖さ)

 

ビジネスをやっていた時、考えていたのは「いかに効率的に稼ぐか」でした。

だから、自営業をやっていたようで、結局やっていたのは人のマネでした。

だって、成功している事業をコピーするほうが成功率が高いですからね。

 

でもこれがしんどかった。

ネットショップは他の会社から仕入れて売るというスタイルだったので、どうしても扱うものが他社と同じになります。

 

だから差別化がめちゃくちゃ難しいんですよ。

だって自社製品でない以上、製品はイジりようがないからオマケで差別化するしかないんです。

当店限定保証とか、送料無料とか、電話サポートとか、製品とは関係ないところで差別化しないといけないんです。

そして、最終的には製品の値段を下げて、地獄レースに突入するんですね。

 

これがめちゃくちゃしんどかった。

明らかに付け刃だし、他人も簡単に真似してくるから永遠にイタチごっこなんです。

 

そして、気付いてしまったんです。

自分もこれと一緒だって。

 

自分という製品は、置き去りにして「社長」とか「月収」とか情報を自分に付加して自分を差別化しようとしている。

そして当然同じように付加情報は真似されるわけですよ。

 

「社長」という情報で戦えば、従業員が100人居る会社の社長が居るし、「月収」という情報で戦えば、月収1000万です、みたいなやつも出てくる。

で、最後には、製品と同じように自分の値段を下げることでしか戦えなくなったら、また繰り返しだって思ったんですね。

 

じゃあ、何が唯一無二の自分の武器になるかって考えた時、それは「経験」だと気付いたんです。

そして、その経験が困難なものであればあるほど、自分の価値は高まると気付いたんです。

 

先程の逆算思考じゃないですが、逆算思考は誰かが開拓した道の上にしかなりたちません。

すなわち同じ製品になることを目指す思考であり、最終的には自分の価値を安売りする地獄レースに突入する可能性もあるんです。

 

確かに逆算思考することで、自分の人生の地図らしきものを手には入れられますが、でも、果たしてそれが「幸せ」に続く地図かはわからないのです。

 

3.他人の意見は、単なる意見でしかない

 

会社売却を考えた時に相談した人の第一声が、「僕も試しましたけど(ダメでした)、多分難しいと思いますよ」でした。

 

実は、今回、会社売却をしたのは、このひと声に対する反抗心も大きくありました。

例え自分がダメだったとしても、それが他人の人生に当てはまるわけありません。

 

 

僕は人の可能性を否定する奴が大嫌いです。

逆算思考が嫌いなのは、最初から自分の可能性を枠にはめる考え方だからです。

 

だから、「お前が俺の可能性を決めつけるなよ」ということで今回、事実を持って示せたので満足です。

 

 

間違っても、その人の可能性を潰すようなことは言ってはいけないんです。

例え99%失敗すると思っていても、言っていいのは「やってみたらいいと思うよ」とか背中を押してあげる言葉のみです。

それで相手が失敗して逆ギレするようなら、それは完全に相手の問題です。

 

こういうことで往々にして人生にあると思います。

例えば、教師やキャリアアドバイザーなど容易に他人の能力を見限って余計なお世話をしてきます。

友達だって親だってそうです。

 

皆、他人の人生だと思って好き勝手言ってきますが、それは単なる意見として受け止めそこに心を通わせる必要はないです。

心を通わせるべき意見は、自分の意見のみであり、それ以外は無機質なクチコミとして参考にしてやる程度でいいです。

 

いちばん大事なのは自分であり、それは友達だろうが親だろうが、教師だろうが、キャリアアドバイザーだろうが一緒です。

 

そもそも自分の人生すらよくわからないのに、他人が自分の人生をわかるわけがないのです。

だから、他人にアドバイスを求めるという行為自体が、そもそもおかしなことです。

 

むしろ他人の意見にアテにするのは卑怯です。

だって、「あの人の言う通りにしたのに」とか「信頼していたのに」とかっていう言い訳の余地を自分に与えていますからね。

 

そりゃ他人の意見に従って歩む人生は楽ですよ。

でもそれはいつまで経っても他人の人生。

 

自分の行動の責任を、どこまで自分に置けるかが人生の濃度を決めます。

他人にアドバイスを求めたのも自分、それを聞き入れたのも自分、失敗したのも自分。

全部自分起因で自分の責任に完結します。

 

 

ちなみに、いよいよ無職になってから初めて相席居酒屋に行きました。

「無職です」と自己紹介すると、一気に相手が引きました。

でも、だからと言って「前は自分で会社をやってて、最近会社売却したんだよ」ってわざわざ弁解するのも違います。

 

要は、他人に、自分の人生の価値をおいても面倒くさいことにしかならないってことです。

そもそも、いくら詳細に説明したところで自分の思いなんて100%伝わること無いし、自分も含め他人の人生を理解してあげる事なんて無理なんです。

 

悲しいけど、他人に理解を求めている方が悲しいです。

だって他人は絶対自分の思い通りにならないから、一生その気持ちが満たされることはないからです。

 

自分の思い通りになるのは、自分だけです。

自分の気持ちを満たせるのは自分だけです。

だから、結局、自分で決めて自分の責任で自分の人生を歩むことしかないんですよね。

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